CA(キャビンアテンダント)の恋愛事情(三角関係編)

CA(キャビンアテンダント)の恋愛事情(三角関係編)
みなさんこんにちは!
ちょっと事情があって更新が滞ってしまいました。
色々とご心配をおかけしましたがもう大丈夫です!
さて、今日のテーマはCA(キャビンアテンダント)の三角関係についてです。
三角関係と言うと遥か昔から男女の恋愛模様には付き物の光景ですが、今日お届けする内容は私のまわりで起こった実話なのです。
姉妹のように仲良しなCA同期2人と1人のメカニック男性との三角関係、これは相当ドロドロした話ですが案外このようなパターンに陥るCAも多いと思いますので要注意ですよ!
とにかく後味が悪いですし、何とも胸が苦しい三角関係、ぜひともみなさんの人生の戒めとしていただければと思います。
仲良し同期CAのミサとヨウコ(2人で1人)
まずはこの事件の主人公の2人について説明しましょう。
ミサとヨウコ(それぞれ仮名)の2人です。
彼女たちは既卒採用の同期同士、しかも何とキャビンアテンダントスクール時代から一緒なのです!
まさに運命共同体、姉妹以上の固い絆で結ばれた2人だったのです。
既卒として他業種で働きながらもCA(キャビンアテンダント)の夢がどうしても諦められず、週末はCAスクールに通って切磋琢磨してきた健気な2人・・。
そして念願かなって2人とも既卒でとある日系キャリアから内定をもらうことができたのです!
厳しい訓練も互いに励まし合いながら見事にクリアーし、チェックアウト後も怖い先輩に厳しい指導を受けながら互いに傷をなめ合い前に進んで来た2人。
そんな彼女たちはまさに「2人で1人」と言っても良いくらいの絆で結ばれていたのでした。
メカニックの荒川さんとミサの馴れ初め
そんなミサとヨウコですが、年齢はそろそろアラサーに差し掛かる「お年頃」でした。当然二人とも幸せな結婚を夢見る適齢期の女性同士です。
念願のCAになれた暁には、次なる目標は幸せな結婚あるのみでした。そしてこの運命共同体の2人が次に取り掛かったのが、「婚活」です。
婚活でまず手を付け始めたのは社内での出会いの場です。
Pや総合職、そしてメカニックの男性と食事会と称した合コンに二人で色々と参加しました。
そしてミサの方は社内のメカニックの荒川さんという3つ上の先輩社員と良い雰囲気になって付き合うことになったのです。
一方ヨウコの方は付き合うまでに至る男性にはいまだ出会えず、しかしミサと荒川さんが付き合うことになった時には我がことのように喜んだのでした。
荒川さんとミサが付き合いだしてからの3人
ミサと荒川さんが付き合いだしてからもヨウコとミサはこれまで通りの固い絆で結ばれていました。
そのことをもちろん荒川さんも知っており、ミサとヨウコの女同士の友情について一種の尊敬の念まで抱いていました。
そんな3人は、だんだんとある種特殊な関係に迷い込んでしまうのです・・。
荒川さんとミサの破局
荒川さんとミサは出会いからとても良い感じで約1年ほど付き合っていました。
ミサがフライトの時など、そのシップの整備の担当が荒川さんのチームであれば出発前に荒川さんがドアサイドにちょこっと顔をだしてミサにいってらっしゃいと言ったり、とても微笑ましい感じで二人は付き合っていたのです。
そして、たまには荒川さんとミサだけでなくヨウコも加わって食事やカラオケに出かけたり、3人でデートする機会も結構多くありました。
このように、ミサとヨウコはまるで2人で1人かのような存在でしたが2人の性格は全く異なるものでした。
ミサはどちらかというとお茶目でおっちょこちょいな反面可愛げのある守ってあげたいタイプでした。
一方ヨウコはそんなミサをたしなめるようなしっかりとして冷静なお姉さまタイプでした。
荒川さんはミサの可愛らしさに惹かれて付き合いだしたのですが、次第にそんなミサの危なっかしさに疲れてくるようになったのです・・。
例えば、ミサがデートの約束を忘れてすっぽかしたり、何か困ったらすぐにヨウコに頼ろうとするところなどが段々と嫌気がさすようになってきてしまったのです。
一方、いつもセットのように付いてくるヨウコはミサとは正反対、荒川さんの中で徐々にヨウコの存在が気になり始めて来ました。
そして、とうとう荒川さんの方からミサに別れを告げる日が来てしまったのです!
ミサは納得がいかずに何度も食い下がりましたが荒川さんの意志は固く翻すことは出来ませんでした・・。
そんな失恋をしたミサが真っ先に泣きつく人といえば、もちろんヨウコです!
ヨウコはそんなミサのことを海よりも深い愛情で慰めました。
そして、また2人で良い人を探そうと誓い合ったのでした。
その時のヨウコの心の中には、荒川さんのことなど微塵も無かったのです・・。
荒川さんとヨウコの急展開そしてミサとヨウコの別れ
そんなある日のこと、ヨウコがフライトを終えて帰ってきた時、そのシップの到着担当が荒川さんでした。
お客様の降機が終わった機内に荒川さんがおもむろに入って来ました。そしておもむろに、
「ミサと分かれたこと知ってるでしょ?ちょっとそのことでヨウコさんと話したいんだけど、この後ごはんでも行かない?」
とのお誘いがありました。
ヨウコは特に予定も無かったのですんなり荒川さんのお誘いを受けました。空港近くのワインバーで飲みながら色々と話しながら、荒川さんの飛行機への情熱や整備士という職業への誇りにヨウコはとても魅せられました。
そして、ミサの子供っぽいところがこの荒川さんをかなり困らせていたことについて我がことのように悔やまれたのでした。
さらに、運命共同体であるミサの不行き届きを自分が埋め合わせたいと思い始めてしまったのです。
ヨウコは自分でもその感覚は何か間違ってるとは思いました。
しかし、この荒川さんという情熱的で魅力的な男性と話しているとそんなことは次第に忘れてしまい、気づいたらヨウコの心は荒川さんに釘付けになってしまっていました。
そして、何とその場で荒川さんから真剣に付き合ってほしいという告白を受けて、ヨウコは荒川さんと付き合うことを承諾したのです。
さらにその夜はお酒の勢いもあって2人は男女の関係となってしまったのです。
こうなってしまうとミサとはこれまでのような関係でいることは出来ません。ヨウコはミサに正直に事の顛末を話しました。
そして、これからはもうお互いに関わらないようにしようと別れを告げたのです。
ミサとしてはヨウコに思いっきり裏切られた気分と同時に、荒川さんとヨウコに思いっきり馬鹿にされた気分になり、物凄い罵り言葉をヨウコに浴びせました。
そして、電話を切ったと同時にミサとヨウコの固い絆もあっけなく切れてしまったのです・・・。
結局、その1年後に荒川さんとヨウコはめでたく?ゴールインしました。
一方でミサはそんな社内に耐えられなかったのでしょう、外資系エアラインに転職して今では海外ベースとして現地で暮らしています。
CA(キャビンアテンダント)の恋愛事情(三角関係編)まとめ
CA(キャビンアテンダント)になりたくて、互いに切磋琢磨してきた運命共同体の2人ミサとヨウコでしたが、あまりにも2人の距離が近すぎる故に互いの恋愛までにも影響を及ぼしてしまったのです。
同じ夢を共有して、しかも既卒というより一層ハードな状況をくぐり抜けてきた2人だからこそ、ここまでの強い絆で結ばれたのですが、それが1人になったときの恋愛の思わぬ足かせになろうとはだれが予測できたでしょう・・。
荒川さんについても、ミサに冷めたからといってすぐ隣に居たヨウコに鞍替えとはなんとも調子の良い男かと当初は思いました。
しかし、荒川さんの気持ちは極めて真剣で、結局ヨウコと結婚までしているのでその気持ちに偽りは無かったんだなと思います。
やはり、固い絆で結ばれた大親友と言えども、それ以前にそれぞれが1人の成熟した大人として存在していないとこのように人生が大きく狂ってしまうんですね・・。
CA(キャビンアテンダント)になりた過ぎて我を失ってしまい勝ちではありますが、1人で居ることの強さを持ち合わせることでこのようなドロドロの三角関係にはならずに済んだはずですよね・・。
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職場と恋愛には距離は有った方がうまくいきますよ!