CA(キャビンアテンダント)の新年度スタートと新元号「令和」発表!

 このエントリーをはてなブックマークに追加  

 

CA(キャビンアテンダント)の新年度スタートと新元号令和発表!

 

みなさんお元気ですか?

 

さてさて!

 

今日から2019年度、新年度の始まりですね!

 

新入社員のみなさん、入社おめでとうございます!

 

念願かなってCA(キャビンアテンダント)や航空業界に就職する皆さんの輝かしい未来をお祈りしています!

 

今日からみなさんの生活環境はガラッと変わります!これまでの学生の世界とは全く異なりますので、はっきり言って物凄く多くの壁にぶち当たります!時には打ちひしがれて立ち上がれないくらいになることもあろうかと思います。

 

しかし、マニュアル車のクラッチ操作のように、順応するにはコツがあるので大丈夫!今日はそのコツについて、私からみなさんにお伝えできればと思います。

 

また、今日は偶然なのかはたまた故意なのか、5/1からの新元号「令和」が発表されましたね!(ちなみに私の中で平成は、先日のイチロー選手の引退と共に幕を降ろしたと思っています。)

 

今日はそんな新年度のスタートと新元号「令和」の発表に当たり、これから羽ばたく新人CA・新人航空人・新社会人に向けて私からのおせっかいな贈り物をお届けしようと思います。

 

私がこれまで経験した数多くの失敗と修羅場から導き出したコツを、どうかみなさん反面教師にしてくださいね!

 

 

時間厳守(On Time Performance)は命綱

 

時間厳守!

 

特にこれはCA(キャビンアテンダント)のような運輸業に携わる人にとっては命綱です。

 

まじめな日本人crewのみならず、あの超いい加減なスペイン人やイタリア人crewだって、自分都合至上主義のアメリカ人crewですら、航空人なら「時間厳守(On Time Performance)」についてはかなり厳格なんですよ。

 

まあ、本当は世界中どこでも社会人としての基本的なマナーのひとつが時間厳守なのですが、世界中の全ての人が日本人のようではありませんからね(笑)。

 

とはいえ、日本の新入社員CAなら人一倍時間厳守については徹底しないと痛い目に遭います!

 

今日からしばらくは研修期間という方が殆どかと思いますが、少なくとも10分前には研修会場の定位置に着席してインストラクターの到着を待つという姿勢が最低限必要ですね。
交通機関のトラブルで送れる場合にはもちろん速攻人事部担当者に電話連絡が基本中の基本です。

 

そんなこと言われなくてもわかってるよ!という人も多いと思いますが、最近の新人世代の人たちって結構そうでもないんですよ・・。

 

例えば、何も連絡しないでいきなり遅れてきて「電車の人身事故なんで仕方ないっすよね?」とか言って居直る子も居ますし、「電話つながらなかったんでメール入れたんですけど」とか言い訳する子も居るんです・・。

 

まあ、電話が繋がらなくて連絡ができなかったにしても、まずはお詫びですよね・・。開き直って偉そうな態度を取るシチュエーションではありません。

 

とまあこのように、時間厳守は基本事項のひとつなので、出勤前には自分の通勤経路にトラブルが無いかを確認して、なにかあれば早めに出て迂回経路で向かいましょう。

 

挨拶と笑顔が新人の最大の武器

 

新人CA(キャビンアテンダント)は仕事はまだ何もできません。
当たり前です、これから学んで行くんですから。

 

ですが、対外的な肩書は既に立派なCA(キャビンアテンダント)です。たとえ研修中だとしてもCA枠で採用されているなら、会社の外の人からすればあなたはCAです。

 

しかし、そんなあなたにCAのプロフェッショナルなサービスを要求しても何も出来ませんよね。

 

そんなあなたに今出来ることは何でしょう?

 

それは「挨拶」と「笑顔」です。

 

他に何も出来ないというよりは、これだけなら周囲のベテランCAに負けない位のものを今すぐに発揮できると思います。

 

爽やかな挨拶と笑顔は相手に快感を与えますので、おっかないベテランCAや極道みたいな人事部長にもハキハキと明るい笑顔で挨拶をしましょう。

 

そうしたらあなたの周囲の世界がパーッと明るくなって、何もかもがうまく回るようになることでしょう!

 

仮にあなたが何かをやらかして鬼のような先輩や悪魔のような人事部長に物凄い剣幕で怒鳴られようとも、結局この2人があなたに対して思うことは、「・・でも、あの子はいつも最高の笑顔で挨拶してくれるんだよなあ・・」ということなのです。

 

そして、「次からは気を付けなよ」と軽く肩を叩かれて、それ以上の仕打ちを受けるまでには至らないものです。

 

 

やらかしてもお詫びと返事ができれば何とかなる

 

そして、やらかしてしまった時のあなたの取るべき対応がこちら、「丁重なお詫びとしっかりとしたお返事」です。

 

はっきり言って、新人は誰しも何かしらやらかしてしまいます。
私なんてOJTで先輩の制服にコーヒーをこぼしてしまったことが有りました・・。

 

その瞬間は頭が真っ白になって気を失いそうになりました。
そしてハッと我に返って、泣きながらお詫びをしつつ必死に先輩の制服を拭いていました。

 

そうしたらその先輩が「いいよ、結構タービュランスきつかったもんね」とそれ以上のお咎めは無かったのです。そして、「相手がお客様じゃなくてよかったと思わない?」と言われたので私は「はい。おっしゃる通りです。本当に申し訳ございませんでした。」とお返事をしたところ「よし!もう大丈夫!」と言っていただけたのです。

 

とにかくやらかしてしまったら丁重にお詫びをすること、そしてしっかりとお返事をして自分の反省と誠意を見せることが大切です。

 

新人がやらかすということはベテランなら誰しも想定の範囲内ですし、自分自身も何かしらやらかして来ていますからね。

 

 

研修期間中は学生時代と大して変わらない

 

さて、新人CA(キャビンアテンダント)の皆さんも世の中の新入社員のみなさんも、今日の入社式を終えたらしばらくは研修期間となることでしょう。

 

この研修期間ですが、正直まだまだ序の口です。

 

研修≒授業と言えるので、まあその点は学生時代とあまり変わりはありません。

 

ですので、この研修期間という環境が社会人の日常であると錯覚することは大間違いであるということを覚えておいて欲しいのです。
実際にどういうことなのかを説明していきます。

 

 

教官や人事担当者は優しすぎるということ

 

まず、研修期間ではクラス担任のような形で人事部のスタッフやインストラクター資格をもつCAの方が新入社員CAのことを担当すると思います。そして、研修の内容によって違う人がやってきて新人のみなさんの教育にあたってくれると思います。

 

これらの方々は大抵が優しくて親切で丁寧で、たまに厳しいというスタンスで接してきます。
つまり、研修期間中に新人教育を担当する皆さんはあり得ない位に優しいひとばかりということです。

 

これは会社の人材育成方法の方針とも被る意図的なことなのです。

 

どういうことかと言いますと、いきなり新人教育に鬼教官を送り込んでスパルタ教育をしても、新人がすぐに逃げ出してしまい人事採用計画が狂ってしまうということを避けるための施策という意味も込められているんです。ですので、実際に現場に出たらこんなに懇切丁寧に指導なんて受けられませんし、実際に本物のお客様を目の前にして数々のトラブルに対処している最中に新人に構っている余裕なんて無いという現実があることを忘れないでください。

 

恐らくあなたが研修を終えて現場に出てから思うことは、研修期間に出会ったインストラクターや人事の人たちが「神」であるということです。

 

しかし、その人たちだってひとたび現場で出会えば研修中の和やかな雰囲気はおそらく皆無であることは間違いありません。

 

それくらいに、研修期間中とはまだまだ温室なんだということを肝に銘じておいてください。

 

 

現場は本物の戦場で研修はゲームの世界

 

このように現場とはさながら本物の戦場です。撃たれたら一巻の終わりです。

 

一方研修はゲームの世界です。リセットボタンを押せば何度でも無かった事にできます。

 

研修を一か月以上受けているとさながら研修の世界が社会人の日常のように思ってしまい勝ちですが違います!

 

研修期間とは非日常的な特殊な空間です。温室です。

 

自転車に補助輪が付いたままの状態と同じです。

 

別にあなたを脅すつもりはありませんが、研修期間の泣き笑いがこれからも続くんだと思ってしまうと後々とても辛くなるので事前にこのことを知っておいてほしいのです。
研修中は集中しながらも、本番はもっと過酷なんだと心の中で思いを巡らせることが大切なのです。
そうすれば、実際に現場に出た時にも比較的短期間で業務や先輩との人間関係に馴染むことができることでしょう。

 

ちなみに、ちょっと疲れがたまってしまったなと思ったら、わたしはこちらのノンカフェインのアロマティーをおすすめします。
5つの天然スパイスが家でのほっこりとした休息時間を作ってくれますよ!

 

 

おうちでこのmicocoティーをほっこり味わうのが私の至福のひとときです。
そして明日からのお仕事に向けてしっかりと心身のリセットが出来るんです。

 

 

自分の常識は相手の非常識を胸に割り切ること

 

社会人としてのマナーも然り、研修中と本番の大きなギャップも然り、きっとこれからあなたの常識では考えられないことが数多くあることでしょう。
しかし、そんな時こそ、こちらで紹介したように、「自分の常識は相手の非常識になり得るんだ」ということを思い出してください。

 

世の中って100%白と黒で割り切ることは出来ないんです。

 

時にはグレーにもなりますし、昨日は白だったことが翌日に黒になっていることなんてしょっちゅうです。

 

ですので、自分の常識や思い込みに執着しすぎると正直疲れてしまいますので、研修についても現場では事情が違うことも有るんだという風に考えながら取り組んでみてください。
そして、同期のみんなも同じ思いをしていると思いますのでそんなときこそ励まし合って前進してください!

 

さあ、今日から新しい時代があなたの前に広がりますよ!

 

令和の新人CA(キャビンアテンダント)たちに幸あれ!

しえすたのプロフィール
トップへ戻る