【噂大好き】CA(キャビンアテンダント)の社内処世術

【噂大好き】CA(キャビンアテンダント)の社内処世術
みなさんお元気ですか?
さて、CA(キャビンアテンダント)の世界は女社会、その秘密の園の汚点のひとつが「噂社会」「ゴシップ社会」であるところです。
特に日系キャリアは酷いものですよね。
ちょっとした失敗談や恋愛ネタがものすごいスピードで大拡散します。CAの世界はSNSなんて足元にも及ばない位の情報拡散力がありますよね。
そして、噂の内容も尾ひれ背びれを付けてどんどん内容がえげつない方向に暴走します。
こんな日常に晒されて、まともに向き合っていたら人間どうなると思いますか?
そうです、精神が崩壊してしまいます。
そして最悪の場合CA(キャビンアテンダント)を退職するという選択をせざるを得なくなってしまうのです・・。
そんなくだらない噂社会のせいであなたの大切な心身を病むことの無いように、今日は私からとっておきの社内処世術を伝授しますね!
他人の噂話は蜜の味
ちなみに人間誰しも、会社であれば経営者か社員に関わらず、みんな社員の誰かしらの噂話が大好きです。
時にはその噂話が対象となっている人に致命的ダメージを与えることもあります。
特に、大企業であってもCAのように小さな単位ごとに色々な現場を転々とする職業の場合、他人の噂話について公平な判断ができる人が少ない状況となってしまいます。
そして、そのような環境では噂話がどんどん拡散して内容がエスカレートする可能性が高いのです。
こういった噂の伝播しやすいCA(キャビンアテンダント)の世界では、数名の声の大きい人によって理不尽に仕事が仕切られています。
つまり、乗務歴の長い大先輩様達(お局)が睨みを効かせて仕切っているということです。
仕事は本来、筋を通しながら、部署と部署のトップの合意のもとに部下に降りてくるという流れで行われるものです。
その点CA(キャビンアテンダント)の場合、客室乗員部という部署自体が枠組みとしてあまり機能していないんです。
つまり、客室乗員部の中にある班やチームという少人数単位の個人商店の集合体で形成されている、いわば中小企業の共同組合のような特殊な環境なのです。
ゆえに、それぞれの班やチームというくくりの中の首脳陣(大先輩・お局)の権力が絶大なのです。
そして、彼女たち首脳陣同士の寄合いの中で、自分の「会社」の特定の「社員」の噂話が世間話のように飛び交うのです。
「うちの社員に○○っていう若い子がいるんだけど、遊びたい盛りみたいで夜な夜な歌舞伎町を徘徊してるみたいよ。」
「うちの××ちゃんなんてまたステイ先先で△■っていうイケメンPと不倫してるんだよ。もう嫌になっちゃう。」
といった具合に、集会所の老人同士のお茶飲み話のごとくCAの世界では噂話が拡散していくのです・・・。
噂されにくい人、噂されやすい人
そのようなCA(キャビンアテンダント)の噂社会の中でも、噂をされにくい人と噂をされやすい人が有るんです。
そしてそのことは、一定のパターンとなっていてるんです。
噂をされにくい人とは、そのチームや班内だけではなく、他のチームや班の多くの人ともよく話し、良好な人間関係を築いている人です。
そして、噂をされやすい人はまさにその正反対で、あまり人と話さず何を考えているのかわからないと思われがちな人なんです。
噂好きな大先輩様(お局)と良好な関係を築いている人は噂をされにくいポジションを確立しています。
そういう人と仲良くなっておくと、誰かがあなたの噂話をしたとしてもその人をはじめ更にその上の大先輩様たちも、「そんなことはない」と否定してくれます。
(こんな内容のことを書くなんて、私自身実にくだらないと思います。そして幼稚過ぎて腹立たしいのですが、この悪しき日系CA社会の慣習をそう簡単に払しょくはできないと思いますので、とりあえずの対処療法として皆さんにお伝えしたいという気持ちで書いていることをご理解ください。)
噂をされやすい人は、周りの人とは一線を画している人や知らず知らずのうちに変わった行動をとる人でになってしまうんです。
もっとも、人は人と割り切っている鋼のメンタルの持ち主であれば、そもそも誰に何を噂されていようと気にもとめません。
そもそも最初から「変わっている人」と認識されていて、相互不干渉がモットーなので噂されていたとしても意に介さないのです。
しかし、そのような鋼のメンタルの持ち主は稀であって、大抵の人は普通に仕事をして、自分なりに大先輩様達との人間関係を築いて平穏な日常を過ごしたいと思っている人なのです。
にもかかわらず、何かのきっかけで噂話の対象となってしまうのです。
それは、悪意のある大先輩様(お局)と期せずして対立した場合です。
噂話は攻撃の第一段階
大先輩様(お局)と対立した場合、彼女たちははあなたを打ち負かしたいと思います。
しかし、露骨な直接攻撃は社内的にもリスクが高いので、手始めに最も簡単な手段である「噂話の拡散」から着手することが多いんです。
多くの場合、その噂話には根も葉もないものが大量に混じっています。いわゆる「尾ひれ背びれを付けて」というやつです。
そして、多くの人はその噂話を聞くと、本人には確認せずに信用してしまいます。
やがて、面と向かっては何も言いませんが、陰であなたのことを嫌うようになっていくのです。
この噂話を、人事権のある管理職が信じたらどうなるでしょう?
あなたは担当の路線を外されたり、もしかしたら別の部署に異動になるかもしれません。
せっかくCAになったのに地上に配置転換させられてしまう可能性もありますよね・・。
噂大好きなCA(キャビンアテンダント)の社内処世術【実践編】
このように、日系CA(キャビンアテンダント)の世界は異様なところが有ります。
噂好きな当事者たちについて、私はいっそCAを辞めてゴシップ新聞の記者にでも転職すれば天職なんじゃないのと思います。
とはいえそういう人種に限って長生きなのがこの業界の悲しき現実なんですよね・・。
ここからは、そんな異様な世界の中で、いかにして日系CA(キャビンアテンダント)として逞しく生き抜くのか、その方法についてお送りします。
噂話をスマートに回避
まずこのような噂話大会を回避するには、「あなたが居ないと困る」と大先輩様(お局)に思わせることなんです。
つまり普段から、あなたが本当はどんなに気に入らないと思っていても、その大先輩様(お局)と良好な関係を築いておくこと、それがあなたの身を守る最善の手段になります。
もしあなたの噂話が舞い込んできたとしても、あなたがその大先輩様(お局)にとってかけがえのない存在であればマイナスになるようなことはされません。
それどころか、あなたのことをかばって否定してくれることでしょう。
噂話を広められたら
また、他の班やチームにも大勢噂話好きの大先輩様(お局)たちがいます。ですので、他の班に居る同じ系統の人物のうち誰か一人も味方につけておきましょう。
味方につける方法とは、最初は最高の笑顔(作り笑い)でのご挨拶から始まって、結構露骨なお世辞のオンパレードが最適です!
こういう人たちは後輩からの承認欲求がものすごく強いので、髪形から私服や持ち物まで、何でも良いので褒めて褒めて褒めちぎるのです(笑)
ちなみに、噂好きな人は単純な話よりもドロドロにこじれている話を好みます。
ですので、あなたに関する良からぬ噂が広まっていると気付いたら、良い関係を築いたそれらの大先輩様(お局)たちに反論を吹き込むのです。
そしてその反論の内容は、なるべく客観的な視点に立って冷静な内容であればあるほど信憑性が増します。
例えば、「あの人の方が私の男に手を出した」という話よりも、「あの人が△〇さんという人の男に手を出した。そのトバッチリで私は苦しんでいる」という話の方が信じられやすいのです。
悪意を持って噂話を流すような人は、あなただけでなく過去に何回も同じような噂話を流しているものです。
もし、あなたについての良からぬ噂話が拡散されるようなことが有ったら、良好な関係を築いた大先輩様(お局)を通じて、客観的な視点から、「本当は、噂を流しているあの人こそが私以外の△〇さんという人に酷いことをしているんですよ。」という噂返しを拡散してもらうことも良いでしょう。
ストレス解消の思考法と手段について
ともあれ、こんな世界に年がら年中関わっていると人間だれしもストレスの塊になってしまいます。
そんな時にはうまくそのストレスを解消することが必要です。
以前こちらでお送りしたヨガが私の最もおすすめする方法です。
特にヨガの考え方、つまり人間とは大いなる宇宙の一部であるという考え方が心を優しく解放して癒してくれるんです。
上空から地上を見下ろすと小さな家や車が無数に見えるでしょう?
それと同じで、私個人なんてそれよりも小さな粒みたいなものだし、そんな私が思い悩んでいることなんてそれよりもはるかに小さいこと、そう思わせてくれるのがこちらのヨガの考え方、世界観なんです。
ヨガのポーズでゆっくりと深呼吸をするとものすごく心が落ち着きますし、体内の悪いものがスーッと抜けてくれるんです。
ぜひ皆さんも一度お試しください。
こちらのLAVAが私のイチオシのヨガスタジオです。
全国にありますし、最大手のヨガスタジオなので安心して利用できますよ!
【まとめ】噂大好きなCA(キャビンアテンダント)の社内処世術
以上、噂大好きなCA(キャビンアテンダント)の社内処世術についてお送りしました。
この記事を書いていて、正直私は物凄く腹立たしかったですし、情けなくて涙が出てきました。
私は新卒で日系のCAになりましたが、今思えば結局外資にトランスファーしたのもこのようなくだらない世界に嫌気がさした部分も大きかったです。
それでも夢にまで見たCA(キャビンアテンダント)にせっかくなれたということを安易に捨てることはできず、生き残るために必死でした。
そして、死に物狂いで考えたサバイバル術、処世術が上に書いたことです。
はっきり言ってくだらないことです。幼稚です。大の大人が何やってんだよと思います。
それでも、この状況が一日や二日で解消されることはありません。
ゆえに、目の前の現実を動かすために仕方ないのでこのような方法になってしまうということなのです。
何度でも言います。
こんなことは実にくだらないことです。愚の骨頂です。
いつの日かこのような程度の低い世界とは無縁な洗練された大人の世界が構築されるよう願っています。