【愕然】恋のロストバゲージ(手荷物紛失)にCAも愕然!

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ロストバゲージ(手荷物紛失)にはCAも愕然としますよ

 

みなさんご機嫌いかがですか?

 

今日はこちら、ロストバゲージ(手荷物紛失)についてご紹介しようと思います。

 

飛行機で旅した時、スーツケースなど大きな荷物はチェックイン時に預け入れる必要があります。

 

 

その荷物が!

 

 

 

現地に届いていない!

 

 

 

なんて経験された方けっこういらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

もちろん私もあります。

 

 

これが帰路ならまだしも、往路なら一体どうすればいいのか!

 

 

わたしと一緒に旅をするはずの愛しいスーツケース・・いつの間にかどこかに消えてしまった・・

 

 

あの素敵な姿をもう一度見ることは無いのかしらととても寂しい気分いなってしまいますよね・・。

 

 

将来を誓い合った素敵な男性との突然の別れのようで辛いものがあります・・。

 

 

 

 

 

 

なぜ預けた手荷物が無くなるの?

 

チェックインした時に預けた手荷物は、当然同じ飛行機の貨物室に搭載されます。

 

 

当たり前ですよね。

 

手荷物を搭載するときには、まず四角いコンテナの中に他の方の手荷物と一緒に混載されます。

 

そしてそのコンテナが機体のお腹の部分の貨物室に搭載されるという仕組みになっているのです。

 

 

例えば羽田からフランクフルトであれば、あなたはフランクフルト到着時に手荷物を受け取ることができます。

 

 

フランクフルト到着時には機体の貨物室から手荷物を搭載したコンテナが降ろされて、それを現地の係員が開封して到着エリアの回るテーブルでお返ししています。

 

 

飛行機に預けた手荷物は基本的にはこのような動きをするんです。

 

 

そして、羽田→フランクフルトというような単純行程であればまず手荷物の紛失は起きません。

 

 

問題はフランクフルト以遠に乗り継ぎが有る場合なんです。

 

 

例えば、羽田→フランクフルト→ミラノ、という行程だったとします。

 

 

すると、手荷物は最終目的地のミラノで受け取ることになるのですが、乗り継ぎ地点のフランクフルトで搭載の不手際があるとミラノで自分の預けた手荷物が出てこないなんていうことが起こるんです。

 

お客様は乗り継ぎに間に合ったのに預け入れた手荷物が間に合わなかったということがしばしば起こるんですよねえ・・。

 

 

この乗り継ぎ時の手荷物搭載遅れがロストバゲージのほとんど理由です。

 

 

あとはまれに、乗継便の使用機材の重量バランスの関係で敢えて搭載しなかったなんてこともあります。

 

このケースは、使用機材がプロペラ小型機などの限られた小型機材の場合によく起こりますので、通常のジェット機であえればほぼ間違いなく搭載されます。

 

 

 

手荷物の乗り継ぎが間に合わないとは?

 

手荷物には「バゲージクレイムタグ(Baggage claim tag)」という各航空会社の管理番号入りの荷札が必ず付けられています。

 

 

 

お客様にも控えの半券が渡されますので決して紛失しないようにしてください。

 

 

そして、タグには管理番号の他に、全行程のフライト番号と経由地と目的地も記載されています。

 

その行程はもちろんお客様と同じ工程です。

 

当然手荷物もその行程通りにお客様と同じ動きをするのですが、今回のケースの場合、乗り継ぎ地点のフランクフルト空港でミラノ行きのフライトに荷物だけ間に合わなかったのです。

 

その原因の半分くらいが手荷物の搭載遅れです。

 

 

もちろん世界中の各空港には、お客様本人と手荷物の乗り継ぎを余裕をもって行うために必要な最低限確保すべき時間「ミニマムコネクションタイム(MCT)」を設けています。

 

 

そして、そのMCTよりも短い時間での乗り継ぎパターンでは予約時にはご案内できないことになっています。

 

 

 

しかし、MCTを満たしていても、手荷物の場合は搭載の手際が悪かったり、空港内の積雪でコンテナ牽引車が動かなかったり、という諸々のイレギュラーな理由で手荷物だけ乗継便に間に合わないことがあるんです・・。

 

 

もちろん有ってはならないことなんですけど、なかなか100%というわけにはいかないのが現状なんです・・。

 

 

現地に着いたのに手荷物が無い!どうすればいいの?

 

さて、最終目的地のミラノについて到着エリアのテーブルで自分の荷物が出てくるのを待ちます。

 

しかし、待てど暮らせど一向に自分の手荷物は出てきません。

 

 

とうとう「FINITO(以上)」と書かれたボードが回ってきてしまいました・・。

 

 

無い!

 

 

わたしのスーツケースが無い!

 

 

これからの10日間一体どうやって過ごせばいいの????

 

 

 

手荷物紛失時はまずはお近くの航空会社スタッフまで

 

何よりもまず最初にその航空会社のスタッフにその旨を伝えましょう。

 

 

そして、手荷物紛失の書類に滞在先や連絡先、手荷物番号や手荷物の特徴を詳細に伝えましょう。

 

 

特にチェックイン時に渡されたバゲージクレイムタグの番号(手荷物番号)が重要です!

 

 

 

この番号を世界中の殆どの航空会社との手荷物紛失情報共有追跡システムの「ワールドトレーサー」に登録する必要があります。

 

 

ワールドトレーサーにあなたの手荷物の紛失情報を登録してもらったら、あなたはその紛失案件のファイル番号なるものをもらいます。

 

 

例えば、MXPAZ11111、というようなレファレンス番号です。

 

 

これがあなたの紛失事件の、いわば案件番号となります。

 

 

このケースの場合、乗り継ぎの搭載をミスったフランクフルトがあなたの到着前にあなたの手荷物の番号と搭載予定フライトをワールドトレーサーに登録してくれていたなら、ミラノ空港のその場であなたの手荷物番号をワールドトレーサーに入力した瞬間に情報が表示されます。

 

つまり、あなたの手荷物の所在地と到着予定日時がそこに表示されるのです。

 

もしあなたの手荷物に関する情報が未だワールドトレーサーに登録されていなかったら、登録されるのを待つしかありません。

 

 

 

手荷物が届くまで着替えやらはどうしたらいいの?

 

当然荷物が届かなかったことによる色々な不都合や余計な出費が発生します。

 

その部分について航空会社は一定額の補償をすることが義務付けられているんです。

 

 

 

ですので、その件については必ず現地の航空会社のスタッフに確認しましょう。

 

上限額とレシートなどの必要書類について案内がされるはずです。

 

 

ポイントは上限があるというところで、よく揉めるケースとしては、際限なしに買い物をしてそれを後日全額払い戻すように航空会社に請求しても却下されるというパターンです。

 

 

ですので、かならず上限額について確認をするようにしましょう。

 

ちなみに、上限額を上回った差額については海外旅行保険で補ってくれる場合もあるので保険会社に相談するのも良いかもしれません。

 

 

手荷物は指定の場所まで届けてくれるの?

 

日本ではご自宅や滞在先のホテルまで宅配便で届けてくれます。

 

 

日本では?

 

 

・・実は海外の場合、空港まで取りに来てくださいと言われることも結構あるんです・・。

 

 

場所によりますが、日本ほど宅配サービスが進んでいないという事情もあってお客様自身がまた空港まで取りに行くなんてことが結構あるんですよね・・。

 

 

私も何回か翌日に空港に取りに行ったことがあります。

 

 

もちろんその場合の交通費は航空会社持ちなんですが、相当面倒くさいですよね。

 

 

 

 

 

 

有効なロストバゲージ対策は?

 

私が考えるロストバゲージに対する有効な対策は、

 

  1. 乗り継ぎ時間に余裕を持ったフライトスケジュールを
  2. 1日分位の着替えと大切なものは機内持ち込みにする

 

この2つですね。

 

1については、たとえMCTを満たしていたとしても、もしそのひとつ後のフライトで差支えなければそちらで予約するということです。

 

 

乗り継ぎの良さをアピールするハブ空港は世界中に沢山ありますが、結構無理のあるMCTを設定していたりすることもありますので気を付けましょう。

 

2については、このようなロストバゲージに遭遇することを想定して、海外旅行の際には機内持ち込み手荷物の中に1日分の着替えやお薬などの必需品は入れておきましょうということです。

 

 

付いてきてくれて当たり前!

 

 

なんて思ていると、ひどい目に遭うこともありますからね!

 

 

手荷物も男性も!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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