【失望】JAL今度はCAが乗務中に飲酒!

JAL今度はCAが飲酒か!
さてと、この話題に切り込みますね!
私、この件を記事にするにあたって正直気が重いんです・・。
怒りと情けなさとやるせなさと悲しみなど、色々な感情が入り混じって何といって良いやら自分でもわからない気持ちなんです。
ただひとつ言えること、それは、
一切の同情の余地は無い!
ということです。
乗員のみならずエアラインにおける飲酒行為はとってもシビア!
パイロットやCAの飲酒乗務なんてもってのほか!
それは誰でもわかることです。
しかし、乗員以外の航空会社のスタッフの飲酒についても、世間の飲酒に関する常識よりもさらにシビアで厳格なものであるべきです!
酔っぱらった状態で整備なんてされたらたまったもんじゃないですよね!
ヘベレケの状態で出されたフライトプランなんて信じられないですよね!
目の焦点が合ってない人にチェックインなんてされたくないですよね!
ゲロ臭い営業マンに来られても帰って欲しいですし買いたくないですよね!
ネクタイを頭に巻いた人の採用面接なんて受けたくないし受かっても入社なんてしたくないですよね!
千鳥足の状態で株主総会に来られたら出資なんて誰がするんですか!
そして、こんなだらしない人たちが飛ばしている会社の飛行機に誰が乗るんだよ!
自殺行為でしょうが!
エアラインの人間は世間一般よりも数段高いレベルの飲酒モラルが必要
このようにエアライン、航空会社、飛行機を扱うということは、お客様の命に直結する仕事であることを忘れてはいけません。
金融取引で100億円損したところで物理的かつ直接的に人の命にはかかわりませんが、飛行機は墜落したら最期、生きるか死ぬかだけです。
これほどまでに緊張感の高い職業・業界なので、飲酒という人間本来の理性が失われる娯楽に興じる際には世間の常識よりも数段高いモラルを持つべきです。
なので、ちょっと話はそれますが、私は個人的にムスリム(イスラム教徒)の国のエアラインってその点においてとても安全で意識が高いと思っています。
私自身は飲酒をしますが、乗務の24時間前を切ったら絶対に飲みませんし、飲む時も軽くたしなむ程度です。
以前こちらのページで書いたように、機内という特殊な空間においてアルコールが人体に及ぼす影響は地上よりはるかに大きいのです。
それはエアラインの人間であればだれでも知っていること、ましてやパイロットやCAという乗員なら知らないはずがありません!
CAが酔っぱらって乗務して起こしそうな事故
パイロットの飲酒運転の危険性についてはだれでも想像できると思います。
では、CA=客室乗務員が酔った状態で乗務したら具体的に何をやらかしそうなのでしょうか?
私がぱっと思いついた事態はこちらです。
- ドア操作を誤る
- 客室内の照明操作を誤る
- ギャレーのオーブンやコーヒーメーカーなど火元の不始末による火災
- お客様への様々な粗相
- 到着時に入国管理局や税関に提出する書類の紛失
@については墜落事故に直結します。
ドアモードの設定を誤ればドアが開いて吹っ飛びます。
巡航高度位まの高さまで上昇すれば機内と外との気圧差のためにドアは開きませんが、離陸時や着陸時の低めの高度であれば可能性があります。
ドアが本当に空いてしまったら何が起こるかはご想像のとおりです。
AもCAの重要な業務のひとつです。客室内の照明が付いたり消えたりしたらたまったもんじゃありません。
Bは命に直結する事態です。
お客様のお食事やお飲みものを収納したギャレーにはオーブンやコーヒーメーカーという高温を発する機器が搭載されています。
そんな危険なものの操作を酔っぱらった状態で行えば火災が発生して墜落してしまいます!
Cは当たり前ですが、酔っぱらった状態で接客なんてされたら粗相しかありません。
Dは到着後の入国審査に関して絶対に必要な書類です。
これが無いとお客様の入国や貨物の通関・輸入も出来なくなってしまいます。
航空人にとってアルコールは劇薬です!
人の命に直接かかわるエアラインの人にとって、アルコールは劇薬であると敢えて言いたいと思います。
劇薬とは、毒薬に次いで生体に対する作用が強く,過量に使用するときわめて危険性が高い医薬品のことです。(コトバンク)
CAやパイロットだけではなく、エアラインの全てのスタッフが、アルコールについてこのような緊張感のある認識を持ってほしいものです。
飛行機=事故=墜落=死
これが世の中の人々の深層心理であることを忘れてはいけません!
お客様はエアラインに命を預けているんです!
命を預かった側としての責任感があるなら酔っ払い運転や酔っ払い乗務なんて出来るわけないですよね??
いい加減にしてください。
同業者として迷惑極まりないので!
失せろ!