CA(キャビンアテンダント)の離婚と再婚【同業者との結婚】

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CA(キャビンアテンダント)の離婚と再婚【同業者との結婚】

 

みなさんこんにちは!

 

もう桜は見にいきましたか?
日本の関東よりも緯度の高いエリアの方は桜前線はもう少し先ですね。

 

さて、今日はこちらのテーマ「CAの離婚」についてお送りします。

 

こちらも私の周囲で起こった実話なんです。

 

もちろん仮名でお送りしますがこういう泥沼の離婚劇って結構多いんですよ。

 

私がこの件について思うのは、当人同士は勝手に別れるなりひっつくなりすれば良いんですけど、子供達があまりにも可愛そうすぎるということです。

 

愚かな親達に人生を振り回されて育つ子供は間違いなく心に大きな傷を負っています。これはひとつの虐待とも言えるんじゃないかと思いますねえ・・・。

 

 

CA雅美と元夫慎一との出会い

CA(キャビンアテンダント)の離婚と再婚【同業者との結婚】

 

今日の主人公は雅美(仮名)という結婚当時28歳だったCAの女性です。
雅美も念願叶えて日系キャリアのCAとして飛んでいた人生順風満帆な適齢期の女性でした。

 

そんな雅美も次なる夢である幸せな結婚を目指して日夜合コンやパーティーに参加していたのでした。
そこで出会ったのが同い年の同業他社の営業マンの慎一(仮名)という男です。

 

学歴こそ低い彼ですが、表向きにはとてもハキハキとしてエネルギッシュで野性味溢れる男性でした。そんな慎一が合コンで出逢った雅美に一目惚れ、持ち前の猛烈プッシュで雅美との交際にこぎ着けたのです。

 

この慎一という男、表面上の粗野なイメージとは裏腹に、意外とマメな一面もあったのです。

 

そんなギャップに雅美もますます惚れ込んでしまい二人は交際1年で結婚することになりました。

 

 

慎一の外面と内面のギャップ

 

その慎一の意外な一面ですが、結婚してみると逆にそのナイーブで細かい性格が実は本当の姿であることがわかってきたのです。

 

雅美は事あるごとに慎一の小姑のような指摘を受け、段々と自分の判断が間違っていたことに気づいていくのでした。
しかし、結婚なんて100%相手に求めるものではないと割り切った雅美は、これも私の運命だと受け入れて、日々続く慎一からのネチッこい仕打ちを右から左に受け流していたのでした。

 

まあ、慎一もネチッこくて陰険な部分以外はそこそこ魅力的な男だったので雅美はトータル的にもプラスになると思っていたのです。その時は・・・。

 

二人の子供達に降りかかった不幸

CA(キャビンアテンダント)の離婚と再婚【同業者との結婚】

 

結婚2年目に雅美は第一子を授かりました。

 

CAの仕事は産休と育休を取って1年半ほど休職しました。

 

その間雅美は家事と育児に専念していたのですが、その間慎一からのネチネチとした小言や当てつけは相変わらず続いたものの雅美は右から左へ聞き流すスタンスでひたすら子供の成長に集中したのでした。

 

そして育休が明けて2ヶ月経った頃、今度は第二子が授かったのです!

 

雅美は正直もう少し間を開けてから欲しかったのですが、授かったものは有難く産み育てるのがおやの義務であるということで雅美はまた産休と育休に入ったのです。そして、雅美と慎一は2児の親となったのですが、その頃から段々とこの夫婦の歯車は狂って行きました。

 

慎一の生来の小心さと陰険さが度を超えてきたのです。

 

それは育児に関することから徐々にエスカレートしていきました。例えば、ミルクの温度があと3度足りないとか、市販の離乳食の中に食品添加剤が大量に入っているから全て廃棄して手作りにしろとか、紙オムツのメーカーはここ以外のものは絶対に買うなとか、空気清浄機を絶対に付けておけとか、まあありとあらゆる小言の限りが雅美に降りかかってきたのでした。

 

これにはさすがの雅美も限界必至になってしまいました。

 

雅美は右から左の方針を転換し、慎一からの指摘に逐一反論するようにしたのです。
すると、慎一はさらに負けじとネチネチネチネチとまるでマンガに出てくるイジワル婆さんのように次から次へとああ言えばこう言うで応戦してくるではありませんか!

 

デカい図体をした大の男が

 

・・・一体付き合い始めた頃のあの男っぽい慎一は何だったんでしょう・・・・。

 

そして、こんな慎一の会社の同僚って、絶対みんなこいつのこと嫌ってるなと雅美は確信したのでした。

 

 

CA雅美決断のとき

 

そんな生活が8年ほど続きました。

 

上の子も下の子も小学生、雅美は育休明けにCAに復帰していました。フライトで数日家を留守にすることもありましたが、そこは慎一となんとか分担して子供達の面倒を見ていました。そして何と念願のマイホームを35年ローンで建ててしまったのです。

 

正直雅美は家を建てる時に躊躇したのですが、子供達のためにもまさか離婚にまで至るとは思っていなかったのです。
ところが、事態はさらに悪化してしまいました。

 

何と慎一が会社の若い女性社員と不倫をしていたことがわかったのです!

 

きっかけは差出人不明のハガキでした。そのハガキには慎一が社内の若い女の子と不倫をしているという内容のタレコミでした。

 

証拠写真もあるということでそこにはQRコードが印刷されていたのでスキャンしてみたところ、慎一とその若い女性と思しき人が寄り添ってラブホテルに入っていく姿が映っていたのです。

 

雅美は確信しました。

 

慎一は社内でここまで嫌われている、そしてこの画像も合成ではなく本物であると。

 

そして雅美はその夜慎一にその画像を見せて離婚を切り出したのでした。

 

 

慎一へ離婚を切り出すも拒否

 

しかし慎一は不倫の事実を認めようとはしません。

 

これは合成画像、アイコラとの一点張りでした。しかもそんなことをされた理由を、社内の抵抗勢力の仕業だと言うのです。「ふーん・・」と雅美はその時疑いを晴らすことはできませんでしたが事実を突き止めようという思いは固まりました。

 

雅美はある日、慎一が出張中に慎一の会社に乗り込んだのです。
そして、人事部の社員に事の顛末を話して映像を見せたのです。

 

その時!雅美の眼の前を映像に映っていた若い女の子が横切ったのです。

 

雅美は思わず立ち上がり、その女性を追いかけて腕を掴みました。そして腕をひねり上げて

 

「あんた!うちの人と不倫してんでしょ!セックスしまくってんだよね!?チ○ポしゃぶりまくってんでしょ!?」

 

と考えられないくらいの大声でまくし立てたのです。

 

すると、その女の子はギャンギャン泣きながら「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいーーー!!!」と土下座をして頭を床に擦り付けていたのでした・・・。

 

 

そんな彼女の頭をヒールの先で思い切り蹴飛ばして雅美は慎一の会社を後にしました。

 

 

そして慎一が帰宅後、そのことを慎一に告げて離婚届を叩きつけて子供達を連れて車で30分の実家に帰ったのでした。

 

 

泥沼化した離婚劇(離婚調停)

 

さて、離婚届を慎一に叩きつけたのはいいのですが、慎一は離婚に同意しません。

 

あれは社内の抵抗勢力にはめられたの一点張りで、此の期に及んでもまだあの画像はアイコラだと言い張っているのです・・。

 

そんな慎一の姿を見てますます雅美は慎一を軽蔑するようになると同時に、自分の男を見る眼のなさを呪ったのでした・・。

 

そして離婚の合意が1年以上得られないので、弁護士とも相談の上家庭裁判所に離婚調停を申し立てました。

 

調停においては裁判所が離婚することについて合理的な理由があると判断されたため、調停の日に慎一は裁判所から出頭要請を受けていました。しかし、なんと慎一は裁判所からの呼び出しをすっぽかし、調停当日は雅美だけが裁判官から離婚調停の成立を告げられたのでした。

 

ちなみに慎一の出頭を要請する掲示は家庭裁判所の掲示板にしばらくの間貼られたままだったそうです。

 

 

逞しいシングルマザーCA雅美の婚活と懲りない慎一

 

さて、無事に(?)離婚調停の成立を手にした雅美ですが、とにかく子供達のことを最優先にしてCAで稼ぎながらシングルマザーを続けています。

 

しかし雅美もそうですし、何よりも子供達がそうなのですが、男親が欲しいという本音は偽ることができません。そんな子供達の切実な思いを受けて、雅美は婚活にも取り組んでいます。

 

バツイチで子供が2人いる女性に振り向いてくれる男性なんて居ないと思っていましたが、こちらのクラブオーツーで素敵な男性から色々と声をかけてもらうことができたのです。

 

今では、会社経営の5つ上の男性と順調に交際しています。

 

その男性は前の奥さんとは死別しており、子供は居ない方です。

 

しかも慎一とは正反対の、良く言えば大らかで悪く言えば天然な、そしてよく笑う癒し系の男性です。

 

一方で慎一は、社内での立場を完全に無くして総スカンを喰らい、あの不倫事件の半年後には某国の小さなエアラインに転職したそうです。

 

しかもその会社でも相変わらず若い女の子といちゃいちゃして再婚を目論んでいるそうです。

 

CAの泥沼離婚劇って結構多いですよ

CA(キャビンアテンダント)の離婚と再婚【同業者との結婚】

 

このようなケースは稀だと思うでしょう?

 

しかし、結構多いんですよ。

 

また折を見て違うケースをご紹介しようと思いますが、CAってどういうわけかこういう泥沼劇に巻き込まれてしまう人が多言うように感じます。

 

何でしょう?普通の女性としての幸せを望んでいただけの雅美だったのに、まさかこんな人生になるとは思ってもみなかったでしょうね。

 

しかし、雅美の素晴らしいところは、そんな過去から逞しく這い上がって素敵な男性を自らの手で見つけてきたということです。

 

クラブオーツーという心強い味方を探し出した雅美のサバイバル能力の高さもまたCAならではの冷静で逞しい生き様なのかもしれません。

 

しえすたのプロフィール
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